債務整理
多重債務者の存在が、社会的に知られています。
しかし多重債務になるきっかけは、ほんの些細なことである場合が多いのですが、
社会一般の常識からいくと、浪費した等のイメージがつきまとい、多重債務者
本人はできるだけその事実を隠そうとします。
多重債務の解決はあなたが勇気を持つ事です
まだなんとかなる。いずれ返せる。

甘い考えを持たないで下さい。自分の置かれた現状を認識してみてください。
まだまだ大丈夫だ。ちゃんと払えている
本当でしょうか?
返した後にまた借入れるのは払えた事にも、借金を返せた事にもなりません。
本当の事が話しづらい
勇気を持ちましょう。本当の事を話しする事は、恥ではありません。
一人で悩まずに私達にも声をかけてください。最悪の事を考えないで下さい。
あなたには家族がいますから。
多重債務解決のための基礎知識
多重債務になる原因
失業
給与・ボーナスの減少により住宅ローンが払えなくなる
ギャンブル
浪費
連帯保証人 などがあげられます。
しかし、その中でも失業や給与の減少を原因とする生活苦が
全体の60%以上を占めています。
誰でも多重債務になる可能性が
今多重債務は、浪費やギャンブル好きな特別な人だけがなるものではありません。
生活の環境の変化で誰でも起こりえる問題として
認識されています。
現在の金融庁の統計によれば、カード等の消費者金融を利用されているのは1000万人以上、
そのうち半数が複数のカードを利用しています。
多重債務者の定義である5件以上の借り入れは約130万人
返済が3か月以上滞っている利用者は約190万人に登ります
多重債務者にならないために
借入をするために借入をする前に以下の点を検討しましょう。
生活状況を把握する
ほとんどの方が、何にいくら使っているかを把握していないケースが多く
ボーナスまたは貯金で穴埋めをされている現状が多く見受けられます。
住宅のゆとりローンでは最初は少なく、途中から急に返済額がアップいたします。
給料が右肩上がりで行くという想定でローンを組まれたと思いますが、
実際には横ばいまたは減収になっているのが現実です。
少ない支払から急に支払いが増加した場合、当然生活費に食い込んで来ますが
なかなか生活水準は下げられません。 家計簿等がなければ何をどのようにしていけばという
指針すら立てられません。 そこで家計簿等を作成し生活そのものを管理していってください。
安易に借金しない
今はカードばやりです。ポイント等でサービスやプレゼント等が受けられる為、マスコミなどで
お得な方法として紹介されています。 1回払いは原則金利は無料です。 たとえば飲み会などでカードで支払い、
カードで支払えばポイントがたまると紹介されていますが、この場合決済日までお金を保管しておく必要が
あります。 もし決済日までに支払えなければ、リボルディングによる分割払いやキャッシングに切り替えることが
できます。しかしその方法での支払いには金利がつきます。
本来支払わなくてもよい金利を支払うわけですから、翌月以降の家計に負担が増加する結果になります。
お気をつけ下さい。
カード会社のキャッシングは消費者金融並の支払金利です
意外と知られていないのがカード会社のカードによるキャッシングの金利です。
サラ金並の高金利です。以前は23%から29%の金利でした。
あまり負担は多くないから大丈夫だと考えて多重債務に陥った例は多数あります。
100万円借りて毎月2万5000円返済していく場合の金利を合わせた返済額と返済期間
年利5% 総支払額110万円 3年8ケ月で完済
年利15% 139万円 4年8ケ月で完済
年利29.2% 377万円 12年7か月で完済
となります。
※来年には出資法が改正され金利は18%になりますが、契約を継続していた場合今
の上限金利が継続する可能性があります。
そのため、一時的にと思っていても借金が雪だるま式に増えていくことになります。
借金返済のための借金ではないですね
先ほど申し上げましたように、住宅ローンの金利は高くとも10%以下です。
ローンを返済するために高い金利で借り入れた場合、当然金利負担が重くなるわけです。
借金のための借金 雪だるま式に増える最大の原因です。
どうしても借金を しなくてはならないときは、
その前に
どうしても必要なお金か
今すぐに必要なお金か
金利はどのくらいかかるのか
自分の収入・支出を把握していますか
そのことを十分に検討いただく事が多重債務を予防する方法です。
借金をする最大の原因である住宅ローンが支払えなくなった時はどうすればいいのでしょう
まずは、現状を銀行に話をしてリスケジュールを行う事が有効な手段です。
返済する必要はありますが、銀行側にとっても完済してもらって利益が
初めて出ます。
今の不動産価値が下落している状況では、担保権を実行しても貸した金額は全額回収を
実現する事は難しい状況です。
それよりは、無理のない範囲で支払いを続けてもらった方がいいわけです。
状況把握の中で、自宅を処分せざるをえない状況になるかもしれませんが、多重債務に
なるよりはダメージが低く、やり直すことも容易です。
ですから、消費者金融で安易に借りたり、親兄弟・親戚・知人に借りる前に、
銀行の方にまず相談に行きましょう。
今後の見通しをつける事は判断する上で重要なことです。
自分ひとりで悩まずに、できるだけ相談をしていきましょう。
相談をすれば、自分一人の考えではなくまた違う方法がとれるかもしれません。
必ず守ってください。
借金のことは必ず解決できます。
様々な困難や、苦しい事があるかもしれません。
守りたいものを失うかもしれません。しかし考え方を変えてください。
ちなみに借方にもよりますが、例えば最初30万借りて半年後に50万に増額され
そのまま借りたり返したりされた場合、平成12年以前の借入れですと、約3年半から
4年で過払い(利息を払いすぎた状態になります)平成12年以降の借入れですと
約7年ほどで過払い状態になります。
借金自体が存在しない可能性もあるんです。
借金のために夜逃げや、自殺を考えないでください。
あなたが守るべきものは家族です。あなたがいなくなった時家族はどう思うでしょうか。
その気持ちを考えてください。
あなたの子供を悲しい思いをさせて逃げないでください。
借金は、相続されます。生命保険で補うことができても結局家族に背負わせることには変わ
りありません。
身内に債務者がいる方に
あなたが代わって債務を支払ってあげたい。肩代わりしたという話しをよくお聞きします。
しかし、本人が気がつかない状態で、また借金の原因が未解決のままで債務を肩代わりしても何の
解決にもなりません。
また、消費者金融に貸さないで下さいといっても、全くの無駄になります。
なぜなら、あなたという存在がいる以上、貸倒れにはならないからです。
必ず本人にどうするか考えさせて下さい。
また代わりに相談もお受けしますが、ご本人がいない以上どうしようもありません。
相談には、必ず債務者本人様がお越しいただくよう、お願いいたします。
整理の方法
どの方法をとるかは、支払可能額と債務額との関係になります。
そのため、家計簿等での家計のきちんとした把握と債務額の把握はとても
重要な事になります。
家族の方に内緒という事は、あまり考えないで下さい。
裁判所からの呼出状とか、場合によっては同居家族のカードの退会通知などで、借金を
家族が知ってしまう事もあります。
必ず、今すぐ勇気を出して家族に話しをしてくださいとは申し上げません。
でも考えてみてください。あなたの口から告白されるのと、督促等で知ってしまう事、どちら
が家族にとっていいんでしょうか。すぐに結論は出せません。私と一緒に、ゆ
っくり考えてからでも結構です。必ずご相談下さい。
特定調停
話し合いによる整理です。簡易裁判所に申し立てます。
調停委員が間に入って債権者と話し合いを行います。
調停を申し立てた時点で、債権者からの請求は調停終了までは止まります。
詳細は特定調停の項目をご覧ください。
必要な書類
特定調停申立書 簡易裁判所に用紙が置いてあります。
契約書
支払った会社の領収書
※家計簿は、申立用紙に記載するようになっていますが、特定調停の期日までは家計簿を作成してください。
民事再生
民事再生には、いくつかの種類があります。
どれもが債務を大幅に圧縮し、あなたが支払える範囲で債務を支払っていけるように
する方法です。
本人で申立することは可能ですが、計算で支払い可能額を割り出しますし、退職金等も
計算の中に入ってきます。
専門家に、ご相談をされて作成を依頼される事をお勧めします。
破産
職についていない方は、原則この方法しかありません。
破産申立書を作成して地方裁判所に提出します。
同時廃止
財産が99万円以下の現金または20万以下の財産を所有している場合に可能です。
管財人がつかずに、迅速に自己破産が可能です。
管財人事件
財産が100万円以上の場合または車等の財産の価値が20万円以上の場合、
管財人(裁判所から任命された財産を債権者に
配分する人、弁護士が指名される場合が多い)が選任され債権者に分配されます。
企業に長くお勤めで退職金が支給される方も注意が必要です。
どちらになるかはご相談ください。
ただし住宅の場合はローンの残高と評価額の関係になります。
清算価値があれば、管財人事件になります。
自己破産だけでは、借金が免責されません。
免責決定があって初めて借金を支払う義務がなくなります。
しかし
ギャンブル
浪費等の場合、免責が認められないケースがあります。
自己破産選択時の注意
自己破産を決意してから借入をした場合、詐欺的行為と判断される場合があります。
自己破産申立から1年前までの不動産の名義変更等は、管財人により取り消されます。
悪質な場合、財産隠しとして厳しく処罰される可能性があります。
税金の滞納は破産をしても、支払義務は残ります。
クレディア・アエルに債務をお持ちで、引きなおし計算の結果、過払いになった場合
金額によっては破産管財人事件になります。ご注意を。
任意整理
債権者に対し、債務の支払いを支払い可能額まで引き下げる(もちろん回数は増えてしまいます)交渉を行うことです。
もちろん自分で行うことも可能です。
特定調停に似ていますが、特定調停は最大債務を0にしか出来ませんが、任意整理は
債権が払いすぎの状態(過払い)の場合、過払い金を取り戻すことが出来ます。
司法書士・弁護士等に依頼して整理する事もできますので、自信のない方はご相談ください。
債務整理方法選択に 当たっての注意事項
支払い回数は、最大36回をめどに考えてください。 それ以上の支払い回数では、
あなたが疲弊してしまい、支払いが
出来なくなってしまう場合があります。
アルバイトで朝から晩まで働いて返済していこうとは考えないで下さい。
一見非常にいい案のように思えますが、体を壊してしまったのでは取り返しがつきません。
また会社によっては副業禁止の就業規則を持っているところがあります。
その規則に違反し副業を行うと、処分されることもあります。
家計簿はもとより、将来の生活設計で必要なお金については必ず計算に入れてください。
家計簿を作成して、支払い可能額を割り出しますが、この時の家族の状況の1年先・2年先・3年先を
想定してください。
進学費用・車検等は、最も必要な費用にもかかわらず、忘れがちなことです。
ボーナスは計算にいれないで下さい。 ボーナスをいれて債務返済の計画をした場合、会社の業績が悪化して
ボーナスが出なくなったり、減額になった場合、支払いが出来ないことになります。
ボーナスはあくまで予備においておく覚悟でお願いします。
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